喉が渇いた時に、ごくごく飲んでしまいがちなジュース。
甘くて美味しいジュース(清涼飲料水)はお子さんも大好きですよね!
ですが、ジュースには砂糖がたくさん含まれています。
砂糖の摂りすぎは、虫歯になるだけではなく、健康や成長にも影響を及ぼします。
今回は、みなさんがよく飲んでいるジュースのエネルギーを砂糖量で示しました。
こども(幼児)が摂取しても良い砂糖類の目安量も参考にしてみてください。
こどもが大好き!ジュースに入っている砂糖の量は? こどもが摂取しても良い砂糖の目安量は?
ジュースにどのくらいの砂糖が入っているか、イメージしやすくするためにステックシュガーの本数で示しました。
※正式には清涼飲料水のエネルギー量を砂糖のエネルギー量に置き換えて表示しているので砂糖量ではありません。
(ステックシュガー1本は砂糖3gです)
0本 | お茶 | コップ1杯(200ml) |
3本 | 野菜ジュース | コップ1杯(200ml) |
4本 | 乳酸菌(ヤクルト) | 1本(65ml) |
7本 | ヨーグルトドリンクタイプ | 1パック (125ml) |
8本 | みかんジュース濃縮還元 | コップ1杯(200ml) |
8本 | スポーツ飲料 | ペットボトル1本(500ml) |
9本 | りんごジュース濃縮還元 | コップ1杯(200ml) |
9本 | 乳酸菌飲料(カルピス) | コップ1杯(200ml) |
12.5本 | 炭酸飲料(サイダー) | 1缶(350ml) |
13.5本 | ヨーグルトドリンク | コップ1杯(200ml) |
14本 | 炭酸飲料(コーラ) | 1缶(350ml) |
手軽に飲むことができるジュースには、たくさんの砂糖が入っていることがわかりますね。
子ども(幼児)が摂取しても良い砂糖類の目安量
こどもが摂取しても良い砂糖量、とても気になりますよね!
WHO(世界保健機関)は、慢性疾患、肥満や虫歯を予防するために、砂糖などの糖類を一日に摂取するカロリーの「5%未満」に抑えるべきとする指針を発表しています。
従来は砂糖など糖類は10%までと推奨されていましたが、基準が引き下げられました!
幼児期の1日のエネルギー必要量から、砂糖の摂取量を計算すると下記のようになります。
- 1〜2歳 12〜13g以下(ステックシュガー 4本まで)
- 3〜5歳 15〜18g以下(ステックシュガー 5〜6本まで)
※平均的な成人では25g程度です
ジュースをコップ1杯飲むと、すぐに超えてしまう量ですね!
また、砂糖は甘いお菓子やジュースだけに含まれているのではありません!
砂糖はもちろん、ケチャップ、ソースなどの調味料を使ったお料理にも砂糖が使われています!
ですので、お菓子やジュースなどからの砂糖の摂取量は、できる限り控えられると良いですね。
喉が乾いたから、ジュースを飲むのではなく、水やお茶を選択する習慣を身につけることが大切です!