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菓子パンダイエット中に食べても良い?おすすめの菓子パン

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「菓子パン」は甘くて美味しいですがダイエット中には避けたい食品の一つです。

「なぜ、菓子パンはダイエット中には向かないの?」

管理栄養士が原材料や栄養面から徹底的に解説します。

ダイエット中に菓子パンが良くない理由

菓子パンはパンという名前が付いていて食パンやフランスパン同様、食事をイメージされている方も多いのではないでしょうか?

なぜ菓子パンがダイエットに良くないと言われているのかまとめました。

砂糖がたくさん使用されている

菓子パンは食パンとフランスパンと比較して、砂糖がたっぷり使用されていることが多いですよね。

砂糖がたくさん使用されていると結果、カロリー・糖質量の摂取量が多くなってしまいます。

また、菓子パンは砂糖(糖質)が多く含まれる一方、食物繊維やたんぱく質の含有量が少ないため血糖値が上がりやすい傾向にあります。

脂質が多い

時間が経ってもしっとりさせたり、サクサク食感に仕上げるためバター、マーガリンなど脂質が多く入っているのも菓子パンの特徴です。

美味しすぎて食べ出すと止まらない

菓子パンは1個だけ食べようと思っていても、複数入っている商品の場合ついつい手が伸びて食べ過ぎてしまいませんか?

「甘いものは美味しいため、食べ出すと止まらない」

結果、カロリーや糖質量の摂取量が多くなってしまいます。

単品食べになりがち(野菜不足・たんぱく質不足)

菓子パンと食べるシーンを思い出してください。

菓子パンとコーヒーなど野菜やたんぱく質が不足していませんか?

菓子パンだけでお腹を満たそうとすると食べる量が多くなったり、

菓子パンのカロリーや糖質

具体的にどのくらいカロリーや糖質が多いのでしょうか?

菓子パンは大きさによっても重さが違うため今回はわかりやすいように100gあたりで比較してみました。

また比較のため、食パン、ご飯のカロリーもご紹介します。

菓子パンカロリー比較

100gあたり エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維 糖質
ごはん 156kcal 2.5g 0.3g 37.1g 1.5g 35.6g
食パン 248kcal 8.9g 4.1g 46.4g 4.2g 42.2g
くるみパン 292kcal 8.2g 12.6g 38.7g 2.4g 36.3g
メロンパン 349kcal 8.0g 10.5g 59.9g 1.7g 58.2g
クロワッサン 406kcal 6.5g 20.4g 51.1g 1.9g 49.2g

参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

表で比較すると、メロンパンには砂糖が多く使用されているのでカロリー、炭水化物、糖質が多くなっていますね。

クロワッサンはバターなどが練りこまれているため、脂質量が多いですね。

 

実は菓子パンの種類によっては「菓子パン1つ」と「焼き魚とお味噌汁など定食」が同じカロリーになる場合もあります。

全粒粉、大豆などを使用したBASE FOODで、ヘルシーな体づくりを

どうしても菓子パンが食べたい!おすすめの菓子パン

菓子パンは食べる量や頻度が問題になります。

たまに菓子パンを食べてるぐらいでしたら、「食べてしまった・・・」と悩む必要はありません。

しかし「罪悪感を感じながら食べるのは嫌」「どうしても菓子パンを食べる頻度が多くなりがち」という方もいますよね!

そこで、少しでも罪悪感なく食べられる工夫やパンの選び方をご紹介します。

菓子パンの種類を選ぶ

菓子パンを選ぶ時、少しでも食物繊維が摂れるように全粒粉入りのものや適度に糖質オフ・脂質オフされた商品を活用して見るのもおすすめです。(体質によりますが、極端に糖質が低いものを選ぶ必要はありません。)

例えば、ベースブレッドのように全粒粉や大豆粉などを活用した栄養配慮パンを利用するのも一つの方法です。

他にも近年色々なパン販売されているので自分の目的にあった商品を探して見るのも良いですね。

食パン・フランスパンに自分でジャムなどを塗る

菓子パンではないですが自分で食パンなどをアレンジして菓子パン風にして食べるのも方法の一つ。

食パンは何枚切りなどお好きなパンの量が選べますね。

またジャムなどを自分で塗ることで使用量の調節ができます

最近では果物だけで作られた砂糖不使用のジャムも販売されています。

【ダイエットパン】朝食におすすめのパンメニュー

ダイエット中であってもパンは食べたくなりますよね!

「菓子パンはダメ」と言われますが、食べる頻度や量が一番の問題です。

 

菓子パンが食べたいときは、個数がたくさん入ったものや大きいサイズのもの、菓子パンを複数購入することには注意して食べ過ぎを防ぐこともポイントです。

また、菓子パン1つでは物足りなく、どうしても食べ過ぎてしまうという方は、朝食に菓子パンを食べる前にサラダやスープなどの野菜、卵焼き、サラダチキン、豆腐などのタンパク質が取れる食材を食べてみるのも良いですね!

 

また菓子パンは柔らかく噛む回数が少なくなりがちです。

よく噛んで食べることを意識しながら、どうせ食べるなら食事の時間を楽しんでください。

菓子パンはおやつ・スイーツと同じ感覚で!

ケーキやクッキーならお菓子と認識しているため食べすぎないよう心がけることも多いですが菓子パンはご飯の一部と考え食べていませんか?

原材料から考えると、菓子パンはお菓子やケーキとあまり変わりはありません。

(食品成分表ではメロンパンは菓子類に分類されています)

菓子パンは毎日の主食ではなく、食事のお楽しみとして食べるのがおすすめです。

ダイエットと菓子パンの話のまとめ

食事は栄養バランスを考えることはもちろん大切ですが、楽しいの一つですよね!

菓子パンも食べてはいけないものではありません。

 

しかし好きなものを好きなだけ食べてしまうと、結果摂取するカロリーが多くなり、肥満につながる可能性もあります。

食べる量や頻度を考え、上手に間食をとることが大切です。

 

ABOUT ME
辻本なみ
管理栄養士 辻本なみ ・米粉を使用した特定原材料7品目を使わないおやつとごはん(アレルギー対応) ・ママに嬉しいオートミール・おから・豆腐を使用したヘルシーレシピ ・カンタンで栄養を意識した幼児食 など子どもやママに寄り添ったレシピを日々発信しています。 書籍『アレルギー食材7品目対応レシピ はじめてのやさしいおやつ&ごはん』(KADOKAWA)