野菜嫌い・偏食・食べず嫌いのお子さんと食事を楽しく食べる工夫
偏食、野菜嫌い、食べず嫌いのお子さん(幼児期、特に1歳、2歳、3歳)に食事を食べてもらうことは、とても大変で悩んでいるお母さんは多いと思います。
私の息子も野菜が嫌いで、一生懸命ご飯を作っても食べてくれず、大苦戦していました。
偏食の息子を育てて実感したのが、食事の内容を工夫することも大切ですが、それ以外にも大切なことがあるということです。
今回は、食事内容以外での食事を楽しく食べる工夫について、ご紹介します。
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食事の間隔をあける
空腹を感じるには、食事間隔をあける必要があります。 ちょこちょこ食事を食べていると空腹感を感じなくなり、食欲がなくなってしまいます。
理想的な食事の間隔は、2時間半から3時間! ぐずるとついついおやつを与えてしまいたくなりますが、偏食のお子さんはお腹が減らないと余計に食事を食べてくれないことが多いです。
そして食事をしっかり食べないのでおやつを欲しがり食べ、また食事の時間にお腹が空かない・・・という悪循環に陥りがちです。 時間をしっかり決めて食事を与えると2週間程度で空腹感のある生活が送れるといわれています♪
食べやすい環境をつくる
体が小さなこどもは椅子にじっとバランスを保って座ることが難しいといわれています。 こどもにあった椅子の高さに調節してあげましょう!
また小さい子は2つのことを同時にすることが難しいです。 テレビや遊びながらの食事を避けるため、テレビを切ったり、おもちゃを目のつかないところへ置き、食事に集中させることも大切です。
楽しく食べることを優先する
親としては、食べこぼしたり口の周りが汚れるとついつい拭いたり、上手に食べないと、手出ししがちですよね。
この時期のお子さんはきれいに食べるより、楽しく食べることが大切です。
あまり綺麗に食べさせようとすると、清潔に拭きすぎると感覚過敏になるかもしれません。 綺麗にするのは食事が終わってからにしましょう!
食べ物と仲良くなる
見たことのない食べ物は小さいお子さんにとって、本能的に警戒してしまうことがあります。
新しい食べ物にふれる機会を増やしてあげることで、食べるようになりやすいといわれています。 新しい食べ物に警戒心をなくすためにできることとしては
- 絵本で食べ物に親しみをもつ
- おままごとなどおもちゃの食材で遊ぶ
- スーパーなどでこどもと話をしながら、食材を購入する
- 苦手なものも食卓に出す
などがあります。 また、警戒心をなくすために、家族や友だちと同じお料理を食べることも効果的です。